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レイプドラッグ疑惑も浮上 新宿女子大生「集団昏睡」事件の舞台裏

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6月20日、女子大生ら10人以上が東京・新宿歌舞伎町の旧コマ劇場前で集団昏倒している写真がTwitterで拡散され、大きな話題となった。

程なく、それが明治大学と日本女子大の公認テニスサークルであったことが判明し、両大学が謝罪する状況に追い込まれた。それでも事態は収束せず、あまりにも異常な光景だったことで「女子大生が薬を盛られたのでは」などといった憶測が現在も飛び交っている。

この騒動は、通行人がTwitter上に写真をアップしたことで広まった。動画もYouTubeにアップされ、100万回以上も再生されている。女性たちはショートパンツがめくれてお尻があらわになったり、パンツ丸出しで倒れている者もおり、明らかに意識を失っている様子。だが、なぜか同じグループと思われる男性たちはほとんど無事のようだ。複数の警察官が出動する騒ぎになり、一部では倒れた女性が「脱糞している」との報告もあった。

サークルの飲み会で潰れる学生は珍しくないが、ここまで大人数で女性ばかりが同時に昏倒するのは異常。ネット上では、03年に発覚した早稲田大学公認(当時)サークルによる一連の輪姦事件「スーパーフリー事件」を引き合いに出して「スーフリの再来か」との声が多数上がった。程なくネット上の検証により、問題の学生らが明治大学と日本女子大学の公認テニスサークル「クライス」のメンバーであることが判明。メンバーの個人情報まで特定され、祭り状態になった。

この事態を受けて明治大学は23日、公式サイトに以下のような謝罪文を掲載した。

「新宿旧コマ劇場前で大学生が昏倒していた写真及びその情報が,インターネット上に流れております。この内容について確認したところ,本学公認サークルに所属する部員であることが判明いたしました。本学学生がお騒がせしましたことを心からお詫び申し上げます。本件については,過度の飲酒から起きた出来事であり,昏倒していた部員の中には未成年者が含まれていることも判明いたしました。なお,これらの部員の体調は回復しております。また,詳細については現在確認中です。結果が判明次第,当該サークルに対し,厳正に対処いたします。今後,このような事態を起こさないよう,再発防止に努めて参ります」

一方、日本女子大も謝罪文を発表したが、騒動を起こしたのが公認サークルであることは認めたものの「現時点までの確認では、この会への本学学生の参加は確認されていません」と報告。昏倒した女性たちは同大学の学生という見方が濃厚になっていたが、それを否定している。

両大学の謝罪文からは「これで騒動を幕引きにしたい」との意図が透けて見える。また警察も「事件性はない」としているが、これに対してネット上では「そんなわけないだろ」「説明に無理がある」などと異論が噴出。明治大学は騒動の原因が「過度の飲酒」だったと報告しているが、単なる飲み過ぎであれば女性ばかりが倒れていた状況の説明がつかないように思えるからだ。

そんな中、ネット上では「女性を騙して強い酒を飲ませたのでは」「薬を盛ったのではないか」との意見が強まっている。

この根拠の一つとなったのは「クライス」に所属していた女子大生のブログ。そこには「このサークル、酒入るとチャラすぎる。まじでヤリ合宿か」などという記述があり、合宿での飲み会後には「まじで犯されてもしょーがない感じの勢いだったよね」などと綴られていた。また、Twitter上で「クライスか、まぁあそこならそういうサークルだって有名だったから不思議ではないな。友達が入ってて、ポン女(日本女子大)は俺達の慰安婦って普通に言ってたからな」というツイートも話題になり、まさにスーフリの再来だった可能性が指摘されている。

さらに、同サークルの学生とおぼしき男性が今年3月ごろに大量の「スピリタスカプセル」の写真をTwitter上にアップしていたことが判明。スピリタスとは、ポーランド原産のウォッカでアルコール度数が世界最高峰の95-96度と非常に強い酒として知られる。スーフリ事件では、このスピリタスとサワー類を混ぜた強烈な酒を「スーパーヤリヤリサワー」と裏で呼び、女性を潰して輪姦するための切り札として使っていた。また、その写真にはビーカーや謎の白い粉を混ぜるためのすりこぎなども写っていたため「女を潰すための薬を作っていたのでは」とも指摘された。

だが、この「クスリ製造疑惑」に関していえば誤解だったようだ。都内にある監獄をコンセプトにした居酒屋では、通常より薄いスピリタス入りのカプセルを使ったメニューがあり、麻薬をイメージした白い粉を混ぜて飲むドリンクもある。また、雰囲気を出すためにビーカーなども使われており、これはお店で撮った写真が「デマ」に結びついたようだ。だが、男性はメニューを何度も頼んでスピリタスカプセルを集めているように見えるため、これが昏倒事件で使われた可能性までは否定できない。また、大学の「ヤリサー」の中には飲酒慣れしていない1年の女子学生をターゲットに飲み物に脱法ドラッグを混入し、強姦まがいの“お持ち帰り”をしているグループがあるとも一部メディアで伝えられている。

いずれにせよ、大学側の報告を鵜呑みにできない状況であるのは事実。第二のスーフリ事件を防いで女性たちの貞操や命を守るためにも、これで終わりにせずにしっかりと学内で調査してほしいものだ。(佐藤勇馬)


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